ラシン・クラブ - オンラインパズル
ラシン・クラブ
ラシン・クラブ(スペイン語: Racing Club)、またはラシン・クラブ・デ・アベジャネーダ(Racing Club de Avellaneda)は、アルゼンチンの中東部、ブエノスアイレス州の都市アベジャネーダを本拠地とするスポーツクラブ。バスケットボール、ボクシング、武道、ローラースケート、テニス、バレーボールなどの競技チームも所有しているが、サッカークラブが有名である。サッカークラブはボカ・ジュニアーズ、CAリーベル・プレート、CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ、CAインデペンディエンテとともに、伝統的にアルゼンチンのビッグ5に数えられる。
アルゼンチン・フットボールの黎明期、アルゼンチン国へのフットボール普及の中心的役割を果たした英国系クラブのアルムニACが消滅した後に、(クリオーリョ中心のメンバーであった)ラシン・クラブは、アマチュア・リーグ時代の1913年から1919年までに7連覇(アルゼンチン・リーグの最長連覇記録)を遂げ、アマチュア時代に合計9度の優勝を果たした。そのため当時アルゼンチンにおけるアルムニの後継的存在のクラブとなり、その優れた成績からLa Academia(ラ・アカデミア:学院)という敬意を表された愛称で呼ばれるようになった。そして、この愛称は現在も引き続き用いられクラブとサポーターの誇りとアイデンティティとなっている。プロリーグ化後に8度優勝しており、計17度のリーグ優勝している。国際舞台においては1967年にコパ・リベルタドーレスとインターコンチネンタルカップを、1988年に第1回スーペルコパ・スダメリカーナとスーペルコパ・インテラメリカーナを制している。アルゼンチンのクラブとしてはCAインデペンディエンテに次いで2番目に南米制覇を果たし、アルゼンチンで初めて世界制覇を果たした。アマチュア時代には、アルゼンチンサッカー協会 (AFA) とウルグアイサッカー協会 (AUF) が共同で組織したコパ・アルダオやコパ・デ・オノール・クセニエールでも優勝している。