ポーランド・リトアニア・ドイツ騎士団戦争 - オンラインパズル

ポーランド・リトアニア・ドイツ騎士団戦争

ポーランド・リトアニア・ドイツ騎士団戦争は、1409年から1411年にかけて、ポーランド王国・リトアニア大公国が連合して、ドイツ騎士団と戦った戦争である。ポーランドでは大戦争(ポーランド語: Wielka wojna)と呼ばれる。ジェマイティヤ蜂起を発端として、ドイツ騎士団は1409年8月にポーランドに侵攻した。しかし両陣営ともに全面戦争の準備が整っていなかったため、神聖ローマ皇帝ヴェンツェルの仲介を受け入れ9か月間の停戦で合意した。この期限が切れた1410年6月、ポーランド・リトアニア連合軍は中世ヨーロッパ最大級の戦闘であるタンネンベルクの戦いでドイツ騎士団を破った。この時、ドイツ騎士団の主要人物のほとんどが戦死するか捕虜となった。しかし残存軍は首都マリエンブルクを守り切り(マリエンブルク包囲戦)、1411年の第一次トルンの和約では領土損失を最小限に抑えた。領域をめぐる戦争は1422年にメウノ条約が結ばれるまで断続的に続いたが、もはやドイツ騎士団はかつての勢力を取り戻すことができず、賠償金の負担によって内部抗争や領域内の経済衰退が起こった。この戦争は、ポーランド・リトアニア合同が中東欧の覇権国家にのし上がった歴史上の画期といえる。

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