ダプネー
ダプネー(古希: Δάφνη, Dáphnē)は、ギリシア神話に登場するニュンペーである。テッサリアー地方の河神ペーネイオスの娘、あるいはアルカディア地方の河神ラードーンの娘。
ダプネーはギリシア語で月桂樹という意味。欧米では女性の名前として名付けられることもあり(著名な例ではデュ・モーリア)、日本語ではドイツ語・フランス語経由でダフネ(英・独:Daphne、仏:Daphné)とも呼ばれる。
アポローンに求愛されたダプネーが自らの身を月桂樹に変える話は、ギリシア神話の物語の中でもポピュラーであり、この物語に由来する芸術作品や風習が数多く存在している。