タミル語映画 - オンラインパズル
タミル語映画
タミル語映画(タミルごえいが、Tamil cinema)は、インドの映画のうちタミル語で製作された映画で、タミル・ナードゥ州チェンナイに拠点を置く映画産業を指す。映画産業の中心地コダンバッカムにちなんだ「コリウッド(Kollywood)」の通称で知られている。1918年にランガスワーミ・ナタラージャ・ムダリアールが製作した『Keechaka Vadham』が最初のタミル語サイレント映画であり、1931年には最初のタミル語トーキー映画『Kalidas』が公開された(インド初のトーキー映画『Alam Ara』の7か月後)。
タミル語映画は他の言語映画産業に多大な影響を与え、産業拠点のマドラスはヒンディー語映画、南インド映画、スリランカ映画の第2拠点としての地位を確立した。20世紀後半に入ると、タミル語映画はスリランカ、マレーシア、シンガポール、日本、中東、アフリカ、オセアニア、ヨーロッパ、北アメリカに輸出され国際的にも関心を集める映画産業へと発展した。またスリランカ及びマレーシア、シンガポール、西半球諸国のタミル人ディアスポラの映画製作にも影響を与えている。