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ケントシン

ケントシン(ポーランド語: Kętrzyn [ˈkɛntʂɨn] ( 音声ファイル))は、ポーランド共和国、ヴァルミア・マズールィ県の小都市。

旧ドイツ領東プロイセンに位置し、ドイツ語名ラステンブルク (Rastenburg [ˈʁastn̩bʊʁk] ( 音声ファイル))。ドイツ時代の教会が建つ高台を中心として広がる旧市街地には、プロイセン時代の面影がよく残っている。ポーランド語ではかつてラステンボルク (Rastembork) と表記されたが、第二次世界大戦後ポーランド領になった時、マズールィ地方(東プロイセン)出身の19世紀のポーランド独立運動家ヴォイチェフ・ケントシンスキにちなんでケントシンと改称された。

市街地から数キロ東に位置する針葉樹林の中には、第二次世界大戦中、ドイツ総統アドルフ・ヒトラーが東部戦線(独ソ戦)の指揮を執った総統大本営「狼の砦」(ヴォルフスシャンツェ Wolfsschanze)跡があり、ケントシン最大の見所となっている。

ヒトラー防空壕(ブンカー)、ゲーリング防空壕、会議室跡などを巡る順路が整備され、小規模なホテルもある。なお、同地は1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件の舞台でもあり、爆弾の炸裂した会議室跡には記念碑が建つ。暗殺計画遂行者シュタウフェンベルク (Claus von Stauffenberg) 大佐がベルリンとの間を往復した飛行場も、そのまま現存している。

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