バーバ・ヤーガ
バーバ・ヤーガ(Ба́ба-Яга́、Baba Yaga、バーバ・ヤガーとも)は、スラヴ民話に登場する魔女(Crone)。『竜王と賢女ワシリーサ』をはじめとした各種の民話で語られるほか、芸術分野ではムソルグスキー作曲の組曲『展覧会の絵』の1曲「バーバ・ヤーガの小屋(鶏の足の上に建つ小屋)」で知られる。
日本語では魔女、魔女ばあさん、山姥、鬼婆、妖婆などと訳されてきたが、近年は上述した「展覧会の絵」の副題にあらわれるバーバ・ヤーガの表記がされることが多い。だがスラヴ系のどの言語でもこういった言い方はせず、最も近いロシア語の読みに従った表記ではバーバヤガーとなる。